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インタビューをしたクリエイター

  • 島本壽
  • 長尾佳織
  • 寺竹勇雄
  • 高橋省司

職人:島本 壽Hisashi Shimamoto

島本壽

Profile

島本石材工業代表取締役。O型。こだわりのガンコ職人!
でも、普段はモータースポーツとパソコンが好きな温和なお方。
WEBサイト:島本石材工業

-演奏できる石琴、という事でかなりご苦労なさったと思うのですが・・・
石屋は「庵治石は音がでない」と思っていた位ですからね。
全てが白紙の状態からのスタートでした。
-どのようにして作っていったのですか?
とにかくやってみるしかなかったです。どうやったら音がでるのか?削っては叩いてみて・・・の繰り返しです。
音が出せそうになってからは、石の厚みや長さをどうやれば調整できるのか・・・これも実際に薄くしたり短くしたり・・・確認しながらの作業です。
石を薄くした方が音が低くなる、というのはちょっと意外でした。
-特に苦労した点はありますか?
高い音になればなるほど、金属的な音になってしまう、また、薄くなりすぎると強く叩くと割れてしまう事ですね。
演奏者さんに「この音は遠慮気味に叩いて」と言うわけにはいかないですから、そのあたりのバランスには腐心しました。
-今後の石琴について
これから既に決まっている演奏の場もありますので、そこで少しでも多くの人にこの石琴の音を聞いてもらいたいですね。

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石琴演奏者:長尾 佳織Kaori Nagao

Profile

香川県出身のマリンバ奏者。世界マリンバフェスティバル第1回マリンバコンクールソロB部門準グランプリ受賞。
高松市を中心に活動し、マリンバやパーカッションの演奏を各地で行う。
世界でたった一人の庵治石の石琴演奏者!
好きな楽曲は「桜の幻影(安倍圭子作曲)」。

-庵治石の石琴の音の特徴は?
マリンバと比べて倍音がほとんどなく、素直な音が出ます。スピーディな曲だとその良さが特に分かると思います。
-ジャンルで言うとどんな音楽と合うでしょうか?
日本人の感性と合う音が出ますので、歌で言えば唱歌、器楽だと篠笛や尺八との相性が良いと思います。
-演奏する上で工夫なさった点はありますか?
バチには気を使っています。そのままでは硬い音になってしまうので、布を使って柔らかく、でも芯のある音になるようにしました。

長尾佳織

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職人:寺竹 勇雄 Isao Teratake

寺竹勇雄

Profile

かに座のO型。アウトドア好きのスポーツマンでパラグライダーやスキーなどを好む一方、パソコンにも詳しい寡黙な職人さん。

-寺竹さんの作った石琴のコンセプトは?
お土産品として成立するように、というのがコンセプトです。もちろん、音もでなければなりませんし、楽器として完成させたいと思って作っています。
まだ課題は残っていますが、是非とも完成させたいです。
-現在の課題は?
石をどうやって固定させるか、ですね。楽器として完成させるためには、石を台に固定しなければならない。でも、がっちり固定してしまうと音は出ない・・・。
制作を初めて1年が経とうとしていますが、これを考え始めると未だに夜寝られなくなりますよ。こういう課題をクリアして、次は沢山作るため工夫が必要になってきますね。
-今後の石琴について
作品としてではなく商品として作ろうと思ってる以上、やはり売れて欲しいですね。
沢山の人に、欲しいと思ってもらえるところまで頑張りたいです。

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職人:高橋 省司 Shoji Takahashi

Profile

有限会社高橋石材。趣味はスキーとブログ。魚座のA型。

-高橋さんの石琴のコンセプトは?
置物というかインテリアとしての石琴、ですね。そのため、台も石で作っています。
-今回の石琴づくりについて
3人の職人がそれぞれのコンセプトで石琴を作れた、というのは良かったと思います。

最初に「庵治石で音がでる石琴を作る」という話を聞いたときはびっくりしました。何十年も庵治石の仕事をやってきて初めての事でしたから。それも単に音が出るというレベルではなく、音程が取れて演奏する、と言うんですからね。

-それが今や一大プロジェクトに・・・
「ノリでやる」というのが、今回の映画制作のキーワードの一つだったんですけど、面白いことに興味を持って取り組む姿勢と、石工の職人気質が、石琴作りにも表われているんだと思います。

高橋省司

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