舞台の話その⑭〜「愛、勇気、希望、さらにもういっちょ愛」

 

(こっちのブログが先でしょ監督!!というツッコミは置いといて)

 

昨日、高松公演も無事に千秋楽を迎える事ができました。

この作品に携わって頂いた全ての方にこの場を借りて改めて御礼申し上げます。

そして、東京、高松、全10公演に足を運んで頂いたお客様一人一人にも御礼申し上げます。

 

公演終了後、次の舞台の稽古の為に足早に東京に戻った人(祥平!)。

今日からの仕事に備えて一足先に昨日東京に戻った人(竜太!亜子!)。

本日早朝から東京に戻った人(チャラP5時発!続いてテクティ!ハルさん!秀平さん!)。

もう少し高松の空気を吸って今晩東京に戻る人(MC!希!笑加!ボーイズ小野寺!)。

高松、岡山、広島の実家に寄ってほんの少しリフレッシュしてから東京に戻る人(トシ!はふり!ボーイズ田中!)。

おっと忘れてました。美術や備品を積んだトラックに乗って12時間かけて東京に戻る人(はまっちゃん!亀さん!)

そして何より石屋の仕事、いつもの高松の生活に戻る人。

みんな、それぞれがそれぞれの生活に戻って行きます。

もう既にこの座組は散り散りになりました。

少し寂しいですが、今日からまた違う場所で、違う人たちと新しい仕事に励んでいきます。

 

キャスト最年長の秀平さんが打上げで言ってくれました。

「まだ心の中で終わってない感じがするんです。こんなの初めての感覚です。」

そうなんです、終わってないんです。散り散りなんかなってないんです。

とっても恥ずかしい表現になってしまいますが、心の中で、頭の中でこの座組はずっと続いていくんです。

それがやりたかった事の一つ。

それが高松で教えてもらった事の一つ。

 

笑加と希の台詞にもありました。

「この庵治、牟礼の町から世界を幸せにする。」

とっても好きな言葉です。

これは僕の故郷にも当てはまります。

あなたの故郷にも当てはまります。

今、日本が必要としているのはこういう考え方なのだとアホほど真剣に思います。

仮チラシのコピーに込めた思い、「もう一度日本を好きになる。」

 

この舞台を見て、少しでも、家族を思い、仲間を思い、仕事を思い、故郷を思い、その全てを愛おしく感じてもらえたら僕となすびさんがやりたかった事は伝わったのではないかと思います。

 

東京での僕のチャラさを知る知人に「パイセン、打上げで泣いちゃいましたYo!」と伝えたら「チャラPのくせに珍しい!」とつっこまれました。そうです僕、東京ではクールにシビアに残酷に傲慢に仕事していますから。

 

高松の空気は人の心を柔らかくしてくれる何かがあるんですね。困ったもんだ。

 

 

これでしばしのお別れです。

 

 

ほんとに?!

 

 

ほんとにほんとに?!まじで?!

 

こそこそチャラP打合せしてたの、あれ何?!とかつっこまないでください。

 

 

ちょっと休ませて下さいよ。

 

 

 

3日くらい(苦笑)。

 

 

 

また戻ってきます。

僕は嘘つかないですから。

なすびさんも嘘つかないですから。

その時は笑顔で「おかえりなさい」と迎えて下さいね。

 

 

みんな大好きです。

 

 

(early)

 

 

 

 

 

 

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『舞台の話その⑭〜「愛、勇気、希望、さらにもういっちょ愛」』 への1件のコメント

  1. 長い間 お疲れ様でした! 
    舞台 とっても 楽しめました

    また うどん県高松の地で お待ちしております

    ありがとう