
- まずは自己紹介からお願いします。
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有賀準次役をやらせていただきます、植木祥平です。
- 今回庵治牟礼、高松市に来られて感じられたことをお聞かせ下さい。
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職人役をやるわけではないんですけど、実際に現地に来て、景色を見て、職人さんとお話させてもらって、「すごい奥の深い世界なんだな」と正直思いました。
いくら役としては関係ないとはいえど、生半可な気持ちじゃあできないな、っていう・・・。東京から来て「庵治石を広めたい。その為の映画を撮りたい」と思っている役なので、熱を持って接する事を大事にしたいと思ってます。
そういう意味では、庵治牟礼の人が「東京の人を見る感覚」を聞けたのが凄く勉強というか、糧になりましたね。こういう地方初の企画に携わるのは初めてなので、全部が新鮮で充実した二日間でした。
- 今回の舞台は、どういう人に観て欲しいですか?
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高松では、より若い人に観て欲しいですね。
僕が岡山出身というのもあるんですけど、舞台を見る機会っていうのが「小学校の頃体育館に来た劇団」ぐらいだったんですね。
きっとそういう感覚で来られると思うんですよ。その感覚で来られたお客さんをいい意味で期待を裏切りたいな、と。「こういう文化があるんだ」という面白さを伝えたいですね。
(2011年9月11日)