【AjiiCM制作秘話?】こんな感じで撮影してました!(その1)

AjiiCM好評のようですね。私もスゴく好きです。
『いいね』やツイートして下さったかたも沢山いて、嬉しい限りです。

さて、AjiiCMもようやく公開とあいなりまして、CMの撮影風景など色々撮りためた写真をアップしていきたいと思います。

今回公開されたCMの撮影が行われたのは今年(2012年)の3月。前日までの雨がウソのような晴天の一日でした。

前日までの雨がウソのような晴天!

道ばたに大きな石がゴロゴロと。これも庵治牟礼らしい風景の一つです。

そしてこの空の下、AjiiCMを撮影するのは・・・

写真家藤里一郎さん写真家藤里一郎さん。ここで「あの大物歌手○○さんを撮った」「アスリート○○さんの写真集の」なんて書くとちょっとあざといかな、と思ったので、藤里さんについてはオフィシャルサイトなどをご覧下さい。
写真家藤里一郎website

この日の撮影は、まず石を運ぶ運送業者の方から。この作業もクレーン操作など、石を傷つけずに運ぶ技術が必要な『職人仕事』なんですよ。

撮影開始!緊張する職人さんから上手く自然な表情を引き出す亀田さん

こんな感じで撮影してました。1分という短い時間で暖かい気持ちになれるのは、この手持ちカメラによる撮影、というのもあるんじゃないかな、と個人的に思っています。

さて、次は大丁場に登ります。

大丁場へ。初めて着た方は感動します。

ここで撮影するのは、採石した石を割る作業を担当する職人さん。ちなみに石を運びやすい大きさに割るのを『大割』、さらに注文された大きさに割るのを『小割』と呼ぶそうです。
大丁場石の会WEBサイト「庵治石製品ができるまで」より

イザ撮影!

石に囲まれて撮影

全員がヘルメットをしているのは、やっぱりそれだけ危険な場所だから。そんな場所で『石の声』を聞き続けている人と、その姿をカメラに納めようとする人。大丁場という特殊な場所だということもあって、緊張感が漂います。

石も機材も大きくて、何だかサイズ感覚がおかしくなりそうな光景

石が煙を巻き上げる中、撮影していきます。

『二人の』職人さん

最後の一撃!石が割れた瞬間です。

石が割れた瞬間はCM本編でも収められていましたが、あのシーンはやっぱりカッコイイですよね。

次は一旦下山して、ここで小さく(・・・といっても大きいですが)割られた石を加工する職人さんの作業場へお邪魔します。

くわえ煙草でのみを研ぐ若き職人さん

作業場の庭には作品がいっぱい

代表的な石の加工製品の一つ、石仏。

人なつっこい犬。カメラ目線をありがとう

小さな石の破片が飛んでくるのをモノともせず・・・プロカメラマンの魂を見ました

小さな石の破片が飛んでくるのをモノともせず・・・プロカメラマンの魂を見ました

ここでも大丁場の職人さんのそれとはまた種類の違う集中力を肌で感じることが出来ました。

さて撮影の舞台は再び大丁場へ。さっきとは少し離れた場所に登ります。

再び大丁場へ

次は、採石作業の一つ発破をしかけるための穴を岩壁に開けていく機械を操る職人さんの撮影です。発破・・・また違う緊張感の予感。

源平合戦の地『屋島』と瀬戸内の海と空。眼下には大丁場。

瀬戸内海を背景に撮影。

迫力あります!

みんなで大丁場の光景を目に焼き付けて帰りました

ここからは瀬戸内海がより大きく顔を見せるので見晴らしがいいのですが、そこはやはり職人の世界。断層やキズを見極めながら、どこにいくつ、どのくらいの火薬を仕掛けるのか決めていく、ある意味最も大切な作業に望む職人さんたちがいらっしゃいました。

これにて大丁場での撮影は終了!次に有名うどん店のすぐそばにある加工職人さんの作業場へ移動です!(つづく)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
AjiiCM, 庵治・牟礼のあれやこれ, 庵治石のことこの記事のURL

コメントは受け付けていません。