アオリイカ

 今、庵治ではデカイのが釣れてます。
先ほど達人に持ってきてもらう約束しましたー。嬉しい^^。

庵治は庵治石も有名ですが、瀬戸内の海へ突き出た半島でもあり、釣りも盛んです。
一年を通して、石職人は夜になると釣り職人へ変身する人、多いです。

これから魚介が美味しい季節になりますね~。

ボクは釣りをしませんが、早くドラゴン級バケモノイカにご対面したいです。(はよ持ってきてね!)

但し、自分でムケッて言われてるんです、誰か下の薄皮を上手に取る方法教えてください!

なんにせよ!
ボクは近日中に山盛りのイカソーメンに納豆をかけて、美味しい酒を飲むはずです。。。。(^。^)

(はやく釣ってきてくれー!)

ところで、庵治のとなりの牟礼では例のカキ小屋があります。

TVでも最近見ることがありますが、こんな感じだったはずです。
まず、おばちゃんに、「あんたら、ここの。」と指定され、
4尺角のステン板がセットされた焼き台?のまわりにあるパイプいすに座ります。

ほどなく、おばちゃんまたはオッサンが角スコに殻付き牡蠣を山盛りすくってきてステン板に撒き散らします。当然、下からはバーナーでテリテリに鉄板は焼かれているので一瞬にジュッ!と海の香りと蒸気が立ちます。
(あ~、これから食べるんだなぁ~って実感させてくれます。)

ジュ~ジュ~と海水と汁を出しながら音をたて焼かれていくんですが、その時が来るまでにボクたちは片手に軍手、片手にビールを持ち、ワイワイ話しながら、飲みながら、しかしあくまで目線は鉄板方向で待ちます。
当然、ステンレス製ナイフはテーブル代わりの木製醤油箱に突き立て、レモンと小皿をスタンバイさせておきます。

そして、
ポフッと殻が少し開くこの瞬間から各自究極の食べ頃を勝手に頭の中で計測し始めます。

「あっ!てめぇ!」と言わないように、

序盤は暗黙のマナーを守り(心とは裏腹に)小競り合いを回避すべく自分ちのテリトリーに特に気を使います。

だんだんと焼けて殻の口が開いた牡蠣が増えてくることで、全員安心します。
その後、我慢できなくなった奴が
おもむろにナイフで目指す一品を引き寄せ、まずナイフでムガッとこじ開け、押さえつけ、軍手をはいた指でフルオープンにします。

「アチッ~!」とここで叫ぶようではトーシローと言われてしまいます。おつゆの入った殻をこぼして軍手の上からかけてしまうと最悪です、しばし軍手の網目の荒さを恨みます。)

ガバッとうわぶたを取り去ると、その瞬間!目に飛び込む、ボロ~ンとしたミルク色のでかい奴!
(おーおー、よしよし!)

あとはレモンを少しかけ一気に(ナイフで)口へ、ハフハフ言いながらも喉を通る旨味汁。

最高っすー!!

野蛮、危ない、なんてだれが言ってんだか、こうなれば、ノロもA型も関係ありません。
あとは野となれ山となれ、
しかし、これで満足してはいけません、牡蠣飯、牡蠣の味噌汁、それに漬物、これも美味い!

次から次へと角スコに乗ってやってくる殻付き牡蠣も牡蠣飯も食べ放題。
気がつけばバケツから溢れた牡蠣ガラで靴底が土間から浮いている自分がいます。

最近、料金はいくらになってるんやろ・・・やっぱり2500円か?

そしてボクは、、、、その後2.3日は抜群にとおりが良くなります。これまたデトックスできてチョットうれしいんです。

ストンマン(う~ん、いったいなんの関係があるのか、映画に。・・・わからん)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「紲(きずな)~庵治石の味~」のこと, 日々のことこの記事のURL

コメントは受け付けていません。