
- まずは自己紹介からお願いします。
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今回、映画監督広岡四士明役をやらせていただきます志儀竜太です。
- 今回庵治牟礼、高松市に来られて感じた事、そして今度の舞台に向けての意気込みをお願いします。
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台本を頂くまでは石工職人さんの役だと思っていたんですが、今回東京から来た映画監督役ということで、高松に来させてもらって・・・。来る前には「他の人とはちょっと違った立場・目線で高松を体験したい」という想いがありました。
事前に、昨年庵治牟礼で撮影した映画(『紲~庵治石の味~』)も見させてもらって、その印象と今回の見学で「香川の人はあったかい。そんな人達の前で舞台をやるんだ」という気持ちが生まれて・・・今は、その暖かさの中で舞台をやるってことに対する責任感に変わってきています。暖かさを感じれば感じる程、絶対にイイモノにしなければならない、妥協してはいけない・・・という気持ちがどんどんハッキリしてきてますね。
- 今回の舞台は、どういう人に観て欲しいですか?
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僕は元々マイペースなところがあるので、あんまり周りに併せて「みんながあっちに行ったから僕もあっちへ行こう」とかそういうのはなくて・・・。
そういう目線で歩いていると、暖かさの中にも『個』があって、その『個』の中には孤独があって・・・っていうのを感じたんですね。そういうところを若い世代の人に観て欲しいですね。その『個』が集まって戦っていくって事を恐れないで欲しいですし、その戦った後だからこそしっかりとした『紲』が生まれるって所がやっぱりあるんだな、と感じたので、自分なりに距離感を保ちながら、今回の作品のいいスパイスになればなと思っています。
(2011年9月11日)

- 名前
- 志儀竜太Ryuta Shigi
- 役名
- 映画監督:広岡四士明
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- プロフィール
志儀竜太 オフィシャルBLOG