
- まずは自己紹介からお願いします。
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北川弘三という石職人役をやらせていただきます吉永秀平です。
- 今回庵治牟礼、高松市に来られてどんな印象を持たれましたか?
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いや~太陽に近い!気温だけ見ると32度とか、東京でもあるじゃないですか。でも太陽が近い!体感温度というか・・・やっぱり違いますね。
そして、瀬戸内海も真っ青でキレイで・・・丁場も見させてもらって・・・本当に海も山もデカイっすね。 - 今回の視察で体験したことが、お芝居にどのような影響をもたらすでしょうか。
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石職人役をやらせてもらうんですけど、実際に本当の石職人の方とお話しさせてもらって───細かい実生活のことまで伺ったんですけど(笑)、舞台の方でもそういった『日常』を描くシーンがたくさんあるので参考になりました。
考えてたのは、漁師さんの飲み方、農家の方の飲み方ってあるでしょう。じゃあ石職人の方の飲み方ってのもきっとあって・・・誰と何時くらいまで呑むんだろう?という所もお芝居する上で必要となってくると思うし、そういう点ですね。後は家族構成なんかも気をつけて観察させてもらいました。そういう所───細かい所だったり泥臭いところなんですけど、人間性のようなものが出せたらいいかなぁと思っています。
- 今回の舞台は、どういう人に観て欲しいですか?
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そうですねぇ。東京の人には、まず庵治牟礼という場所すら分からないと思うので、そこに存在する庵治石というものと、庵治石にまつわる400年の歴史。そしてそれに携わっている人達、そういう人を紹介する───「紹介する」なんてのはおこがましいことかもしれないんですけど・・・そういう人達の想いを代弁したいと思っているので、逆に『知らない人たち』に観て欲しいですね。
(2011年9月11日)

- 名前
- 吉永秀平Shuhei Yoshinaga
- 役名
- 石職人:北川弘三
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