お、稽古も順調なようで・・・。
そうなんですよねぇ。やっぱりお会いして、皆さんのことが好きになって、応援したくなって、舞台が楽しみになる・・・。ちょっとでもいいからそういう人が増えて欲しくて、「今頃稽古してるんだろうなぁ」とか思いながら、こうやってシコシコ書いてるところがありますデスよ。
さて、ここまで、高松駅→讃岐うどん→屋島→大丁場→工場→作業場と移動してきましたが、まだまだ一日目は終わりません。本当にハードな一日でした(初日は特に、ね)。
というワケで第5弾です。
庵治石と作業場、職人さんについて見聞きした後は、庵治・牟礼で暮らす人のお話を聞きます。
「野上の“野”は、野原の“野”です♪」
讃岐石材加工協同組合の一室をお借りして、まずは顔合わせ。
「製作発表会」のような感じで、プロデューサー以下全員が地元関係者の前でご挨拶。

なすびさん「本当にいいスタートが切れたと思う」
一人一人のご挨拶を、ちょっとずつですがご紹介します。
- 有川プロデューサー
- 12人、友だちにならなくても良い。個性豊かな良いメンバーだと思うので、高松の人を含め、このチームなら良い舞台が出来るでしょう。
- 福島出身でもあるなすびさん
- 『福島で』だけではなく『福島に対して』出来ることがあるのでは、と思っています。この舞台は「高松が本公演、東京が地方公演」という意識で、今まで演劇を見たことの無い方にも是非観て欲しいです。
- 千はふりさん
- ミュージカルを中心に活動していて、今作が初めての『ストレートな』舞台です。母方の祖父母が高松で暮らしており、昔良く来ていました。そのときの雰囲気を思い返しながら演じていきたいです。
- 野上希さん
- 初めての高松で、一杯影響を受けすぎて、バスの中でボーッとしてしまいました。明日も色々吸収して東京に持ち帰りたいです。
- 花澄さん
- 初めての高松です。今回の舞台はキャスト募集の紙を見て、何となくピンと来て応募しました。初めての役柄なので、がんばって演じたいと思います。
- 桝木亜子さん
- 職人の奥さん役ということで、夫を支える女性のしたたかさを表現したいです。実際の年齢よりもかなり上の役柄ですが、職人さんにふさわしい妻を演じられるようがんばります。
- 植木祥平さん
- 丁場や工場など、庵治の様々な所を巡って衝撃を受けています。ただただ生半可な気持ちではダメだな、と感じています。
- 志儀竜太さん
- 映画監督役という事で、職人さんの世界とは違った感覚を持つ役です。作品を上手くかき回す事ができたら、と考えています。
- 三枝俊博さん
- 昨年はお世話になりました。「俺に任せろ!」「結果が全て!」「芝居で魅せてやる!」という気持ちでいっぱいです。
- 石田将士さん
- 映画に引き続きお世話になります。この良き土地柄・人柄を精一杯演じて、楽日に美味しいお酒が呑めるようがんばります。
- 関口晴雄さん
- このメンバーで物づくりが出来るのがうれしく思っています。明後日の初稽古に向けて、良い刺激となりました。良いモノを10月にお見せできるようがんばって参ります。
- 吉永秀平さん
- 現地でこれだけの視察・見学をさせてもらい、影響を受けるということはそうそうあることでは無く、本当に良い経験をさせてもらっていると思います。10月、ご期待下さい。
役ごとに『ご本人さん』の話を聞く
一人一人の挨拶が終わると、いくつかのグループに分かれて、集まって下さった地元の方々としばしトークタイム。もちろんこれは単なる顔合わせだけではなく、「役作りの為」という目的もあります。
職人役の人たちは職人さん達と、女性陣は庵治・牟礼の奥さん方と・・・。 キャストの皆さんは自分たちの役をつかむべく、色々な話を伺っていました。
全員が同じ話を同じように聞くのではなくて、こうやってグループに分かれることによって、それぞれのキャラクターがちょっとずつ鮮明になっていくんでしょうね~。
意外と、地元の人ですら他のグループで交わされた話については知らなかったりして・・・。
それにしても、ここにはまかり間違っても具体的な話は書けませんが(笑)、職人さんの奥さんって本当に『強か』という言葉がぴったり来る、大きな存在ですね。
女性キャストの皆さんも、男性キャスト達をそのしなやかな手の平の上で上手く転がしてあげて下さい♪
旅レポまだまだ続きます。。。